ブログ等をやっていない里親さんこと沼津保護宅さんご夫妻に代わりお伝えさせていただきます。
2016年1月
劣悪な多頭飼育崩壊現場からレスキューした1番ことあずきくん
突然の事ですが一昨日夜、月へと旅立ちました。
ご夫妻が帰宅するなり倒れていたようで、すぐに病院へ行かれたそうですがすでに心停止。
朝はいつものようにとても元気だったので
"こんな事になるのが信じられない"
と。
保護した当初はとても小さくて
とても汚れていて
足の裏も真っ赤で
それでも保護してたった4日で
"状態のひどい子を…"
と何頭かいる中でご夫妻が選んでくださったのがあずきくんでした。
お引き渡した日のあずきくん
早速暖かそうなベッドに
2016年3月中旬
2016年4月下旬
真っ赤だった足裏もすっかりきれいに
2017年12月末
写真からは幸せな様子が溢れています。
あずきくんをお引き渡しした日は、実は急遽決まった事だったのにも関わらず、ご夫妻はすぐに駆けつけてくださり、うさぎたちを心配してくださり、帰りにたくさんの物資とご支援金までくださいました。
この日は関東へ10頭近いうさぎを移送する日でもあり、まだ高速運転にも全く馴れておらず、2月にも何十ものうさぎ引き取りを控えていた私は、この時のご夫妻の優しさにものすごく励まされ勇気をいただきました。
それ以来何度も何度も支援物資もいただきました。
箱うさぎから募集をかける子たちも、
"状態悪い子、残りそうな子預かれます"
といつも声をかけてくださり、
心配してくださいます。
私が体調を崩していた時も話さなくとも、その様子に気が付き心配してくださり、明るく暖かい言葉もくださいました。
何があってもどんな時もいつだってうさぎたちの事を思ってくださり、人を思ってくださり、見方でいてくださり、励ましてくださり、優しすぎるくらい優しいご夫妻。
あずきくんはこんなにも優しいご夫妻に家族として迎えられ、
食べたい時に食べたいだけ牧草を食べて、誰かと争うことなくペレットを食べて、新鮮なお野菜にお水、おやつももらって、一人で広々快適なおうちでくつろぎ、広々お部屋で部屋んぽして、毎日たっぷりなでなでしてもらって
劣悪な環境で当たり前の生活ですら出来なかったあずきくんは、当たり前の生活以上に深く大きな愛情をご夫妻から注がれ、とても幸せな日々を過ごすことが出来ました。
そしてたくさんの幸せの中でたくさんの愛情の中で、あずきくんは幸せうさぎのまま旅立ちました。
ご夫妻にはただただ感謝しかありません。
あずきくんを大切にしてくださり、幸せにしてくださり、本当にありがとうございました。
あずきくん、
あずきくんたちを保護した日、私はとんでもない事をしてしまったと不安で堪らなかった。
けど、あずきくんたちが小さな体で一生懸命ごはんを食べている姿を見て、
"助けてよかった、間違ってなかった"
って心底思った。
たった4日しかうちにはいなかったけれど、
それでも私はあの時のことを、あの時のあずきくんたちのことを今でも鮮明に覚えていて、今でもとてもとても大切に思ってる。
ましろを応援してくださる皆様も、きっと同じように思ってくださってる。
幸せうさぎになれて本当に本当によかった。
ご夫妻もあずきくんのおかげでより一層幸せな時間を過ごすことが出来たよ。
これからもまたおうちに遊び戻ってくるんだよ。
あずきくん、本当にありがとう。
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沼津保護宅さんのところにはまだまだたくさんの里親募集中の保護っ子たちがおります。
66ムーくん、68ロクヤくん、103テンスリーくん、ナナくん(開帳肢)。
引き続きよろしくお願いいたします。
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